スマホ決済は当たり前?飲食店が現金のみで営業するリスクと、後悔しない決済戦略の立て方

データと成功事例から学ぶ、あなたの店に最適な「支払い方法」の見つけ方

「うちの店は、昔から現金商売だから…」
「キャッシュレスは手数料が高いし、よくわからない…」

飲食店のオーナー様なら、一度はこう考えたことがあるかもしれませんね。

この記事でお伝えしたいのは、決済方法の選択は、単なる支払い手段の問題ではなく、お店の売上や未来を左右する極めて重要な経営戦略である、ということです。

なぜなら、お客様の支払いに対する考え方や行動は、私たちが思う以上に変化しており、その変化に対応できるかどうかで、機会損失が生まれてしまう可能性があるからです。しかし、手数料コストやお店のオペレーションを考えると、単純に「キャッシュレス決済を導入すればOK!」とは言えないのも、また事実です。

この記事では、最新の信頼できるデータをもとに、「現金派」と「キャッシュレス派」のリアルな動向を徹底分析!さらに、ラーメン二郎のように「現金のみ」を貫いて成功しているお店から、完全キャッシュレス化で劇的に業務を改善したお店まで、具体的な事例を交えて詳しく解説していきます。

この記事を読めば分かること

  • ✅ データでわかる、世の中と飲食店のキャッシュレス事情
  • ✅ 「現金のみ」の店が知らないうちに見逃している売上
  • ✅ 成功・失敗事例から学ぶ、自店に合った決済戦略の見つけ方
  • ✅ 手数料の考え方と、キャッシュレス化の隠れたメリット

この記事を読み終える頃には、あなたのお店の業態やお客様の層に、本当にマッチした決済戦略を見極め、売上アップに繋げるための具体的なヒントがきっと見つかりますよ!

※本記事は2025年6月時点の情報を基に作成しています。各種サービスや制度に関する最新の情報は、必ず公式サイト等でご確認ください。
※本記事は決済方法の選択に関する情報提供を目的としており、特定の決済サービスの導入を推奨するものではありません。導入を検討される際は、各サービスの利用規約や手数料を十分にご確認いただきますようお願いいたします。


1. 【現状理解】データで見る!飲食店とお金のリアルな関係

まずは「今、世の中はどうなっているの?」という点から見ていきましょう。思い込みではない、正しい判断がしやすくなりますよ!

1-1. 日本のキャッシュレス化はどこまで進んだ?

日本政府は「2025年までにキャッシュレス決済比率を4割にする」という目標を掲げていましたが、実はその目標を前倒しで達成!2024年には、決済全体の42.8%がキャッシュレスで行われ、その総額は141兆円にも上ります。
出典)2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました

将来的には、この比率を80%まで引き上げることを目指しており、社会全体のキャッシュレス化は、もはや止められない大きな流れとなっています。
出典)2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました

その中で最も使われているのは依然としてクレジットカードですが、PayPayなどに代表されるコード決済も急速にシェアを伸ばしています。

キャッシュレス決済の内訳 (2024年)

💳 クレジットカード
82.9%

📱 コード決済 (QRなど)
9.6%

1-2. でも、飲食店ではまだ現金が強い?驚きの利用実態

「世の中がキャッシュレス化しているのは分かったけど、飲食店は別でしょう?」
そう思う方も多いかもしれません。実際、その通りな部分もあります。2025年3月のデータによると、飲食店のキャッシュレス比率は51.7%。これは、まだ約半数の支払いが現金で行われていることを意味します。
出典)ポスタス、POSデータを基にした2025年3月度の飲食店売上動向を …

さらに重要なのは、お店のジャンルによって、その比率が全く異なるという点です!

飲食店の業態別キャッシュレス比率

※スマホでは表を横にスクロールできます

業態・ジャンル キャッシュレス比率 主なキャッシュレス手段
高価格帯
フランス料理・鉄板料理
65.0% 超 💳 クレジットカード
中価格帯
専門料理・居酒屋
40.0% 〜 59.3% 💳 クレジットカード
低価格帯・特定用途
ラーメン・持ち帰り
現金主流 📱 コード決済が増加傾向

あなたのお店は、どのジャンルに近いでしょうか?

1-3. 「導入率」と「利用率」のワナ。あなたの店は大丈夫?

ここで一つ、注意したいのが「導入している」と「使われている」は違う、という点です。

データを見ると、QRコード決済は導入のしやすさから、飲食店の68.4%が導入しています。これはクレジットカード(58.3%)よりも高い数字です。
出典)飲食店でキャッシュレス決済を導入する | クラウドPOSレジならスマレジ

しかし、実際にキャッシュレス決済でお金が支払われる場面では、なんとその78.6%がクレジットカードで決済されているのです!
出典)飲食店売上動向レポート2024年2月

これは、「とりあえず流行っているからQRコード決済のポップを置いてみたけど、高単価のお客様やメインの売上は、結局クレジットカードで支払われている」というお店が多いことを示唆しています。

つまり、ただ何か一つキャッシュレスを導入するだけでは不十分で、自分のお店の客層や価格帯に合わせて、本当に「使われる」決済手段を見極める必要があるのです!


2. 【顧客心理】お客様は「現金のみ」の店をどう思っている?

経営者の視点から一旦離れて、お客様の気持ちになって考えてみましょう。「現金しか使えない」という状況は、お客様にどう受け取られているのでしょうか?

2-1. なぜお客様はキャッシュレスを使いたがるのか?

お客様がキャッシュレス決済を選ぶ最大の理由は、「ポイントやキャッシュバックが貯まるから」(56.6%~81%)、そして**「会計がスピーディーだから」**(22.6%~61%)です。
出典)キャッシュレス決済、今後は?2024 – ながさき経済web

特に若い世代にとっては、キャッシュレス対応は「当たり前」になりつつあります。Z世代の55%が「お店がキャッシュレスに対応していないから買うのをやめた」経験があると回答しているほどです。
出典)飲食店でキャッシュレス決済を導入する | クラウドPOSレジならスマレジ

しかし、これは若者だけの話ではありません。ある調査では、飲食店でキャッシュレス決済をしたいと考えている人の割合が最も高かったのは、なんと**60代の女性(59.0%)**でした!
出典)飲食店でキャッシュレス決済を導入する | クラウドPOSレジならスマレジ

もはや、キャッシュレス決済は一部の人のためのものではなく、世代を問わず多くの人に支持されている支払い方法なのです。

2-2. 機会損失は測定可能!「現金のみ」で失う売上

「現金がなければATMに行くだけでしょう?」と思うかもしれません。しかし、現実はもう少しシビアです。ある調査で、「現金のみ」のお店に入ろうとした時の消費者の行動が明らかになりました。

📢 「現金のみ」で失うお客様は、5人に1人以上!

14.4%
別の店に行く

+
6.8%
最初から店を避ける

合計 21.2% の機会損失

さらに見過ごせないのが、「手持ちの現金に合わせて注文を減らす」という隠れた機会損失です。「あと一品頼みたいけど、現金が足りないからやめておこう…」そんな経験、あなたにもありませんか?
出典)【現金を持ち歩いていない人も?】17.1%が、飲食店でキャッシュレス決済できないことに気付いて「慌てた経験がある」 | 株式会社NEXERのプレスリリース – PR TIMES

2-3. 特に注意!インバウンド客にとって「現金のみ」は致命的

もしあなたのお店が観光地にある、あるいは外国人観光客(インバウンド客)を呼び込みたいと考えているなら、この話は特に重要です。

訪日外国人観光客にとって、クレジットカードが利用できないことは、旅行中の不満の大きな原因であり、買い物をやめてしまうほどの重大な障壁となっています。
出典)キャッシュレスと インバウンドって どうなっている? – JCB

欧米からの観光客はクレジットカード社会で生活しており、中国からの観光客はAlipayやWeChat Payといったモバイル決済が当たり前です。彼らは、日本のように多額の現金を持ち歩く習慣がありません。
出典)インバウンド・訪日旅行者が日本旅行中に使いたい支払い手段は …

実際に、「レストランでクレジットカードが使えずに食事を諦めた」という声は少なくありません。
出典)インバウンド・訪日旅行者が日本旅行中に使いたい支払い手段は …

インバウンド客をターゲットにするお店にとって、クレジットカード決済の導入は「付加価値」ではなく、商売をするための「必須条件」と言っても過言ではないのです。


3. 【経営者の視点】分かってはいるけど…現金払いをやめられない理由

ここまでお客様側の声を見てきましたが、ここからは経営者の皆様の「本音」に迫ります。キャッシュレス化のメリットは分かりつつも、なかなか踏み出せないのには、やはり理由がありますよね。

3-1. 最大の壁は「決済手数料」。一体いくらかかるのか?

最も大きなハードルが、決済手数料です。これは、キャッシュレス決済で売上が発生するたびに、決済事業者に支払うコストのこと。日本の手数料は、残念ながら海外に比べて高い水準にあります。
出典)キャッシュレス決済の手数料は高すぎる?導入方法や海外との比較 – 近畿システムサービス

主な決済方法の手数料の目安は、以下の通りです。

決済手段 代表的な手数料率 特徴
💳 クレジットカード 3.24% – 7.0% コストは最も高いが、高額決済やインバウンド客に必須。
交通系 電子マネー 3.0% – 4.0% スピーディーな会計が魅力。交通系ICなど。
📱 QRコード決済 1.0% – 3.0% 手数料は最も安い傾向。若者や少額決済に強い。

例えば、利益率が低い個人経営のお店にとって、3.5%の手数料は、パート従業員1人分のお給料に相当してしまうケースもあり、これは非常に大きな負担です。
出典)【キャッシュレス】手数料に飲食店が悲鳴…「もう一店舗出せちゃう」「最終的には価格転嫁するしかない」|ABEMA的ニュースショー – YouTube

3-2. 手数料だけじゃない!キャッシュレス化のメリットを再確認

この手数料という「痛み」があるからこそ、私たちはつい導入をためらってしまいます。しかし、その痛みを上回るかもしれない「メリット」にも、もう一度目を向けてみましょう!

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3-3. 【重要】手数料をお客様に上乗せするのは絶対NG!

「手数料がかかるなら、その分をお客様に負担してもらえばいいのでは?」
そう考えるのは自然なことですが、これは絶対にやってはいけません。

ほとんどのクレジットカードや決済サービスの加盟店規約では、手数料を消費者に転嫁(上乗せ)することを固く禁止しています。これが発覚した場合、契約を解除されてしまう可能性もある、重大なルール違反です。
出典)【店舗向け】キャッシュレス決済の手数料はどのくらい?主要 …

ただし、「現金で支払ってくれたら〇〇円引き」といった**「現金割引」は認められています**。この違いはしっかり覚えておきましょう。


4. 【ケーススタディ】あなたの店はどのタイプ?成功と失敗から学ぶ決済戦略

さて、ここからは具体的なお店の事例を見て、決済戦略がビジネスにどう影響するのかを学びましょう。普遍的に「良い」「悪い」決済システムはなく、「合っている」か「合っていない」かだけです。

4-1. あえて「現金のみ」を貫く店の賢い戦略

「現金のみ」と聞くと時代遅れに感じるかもしれませんが、それが考え抜かれた戦略である場合、絶大な強みを発揮します!

4-2. 勇気の「完全キャッシュレス」。成功と失敗の分かれ道

一方で、現金払いを一切やめて「完全キャッシュレス」に舵を切ったお店もあります。その決断は、明暗を分けています。

※スマホでは表を横にスクロールできます

事例 結果 成功・失敗の要因
GATHERING TABLE PANTRY 成功! 従業員の負担軽減という明確な目的があり、レジ締め時間の大幅短縮など、働きやすさ向上に繋がった。(内部の課題解決が目的)
ブルースターバーガー 失敗… 技術の導入そのものが目的化し、市場のニーズ(対面接客の価値など)とズレてしまった。(技術が目的化)
上島珈琲店 (大手町) 成功! 元々キャッシュレス利用率が高いビジネス街の「既存店」で実施。顧客に丁寧に周知し、客単価も向上。(顧客基盤との整合)
プロント (二重橋) 苦戦… 「新規店」でいきなり導入。週末に訪れるキャッシュレスに不慣れな観光客や高齢者層とミスマッチが起きた。(顧客基盤との不整合)

この表から分かる最も重要な教訓は、決済戦略の成功は、そのお店の「ビジネスモデル」や「既存のお客様」と、どれだけしっかり合っているかで決まる、ということです。

4-3. 大多数の成功法則は「ハイブリッド型」にあり!

ここまで両極端な例を見てきましたが、多くのお店にとって最も現実的で、成功しやすいのがこの**「ハイブリッド型」**です。

これは、現金という選択肢を残しつつ、お客様のニーズが高いキャッシュレス決済(特にクレジットカードやQRコード決済)を導入するという、バランスの取れた戦略です。

実際に、

といった、素晴らしい成功事例がたくさん報告されています!全てのお客様を取りこぼさず、キャッシュレスのメリットも享受できる、まさに良いとこ取りの戦略と言えるでしょう。


5. 【実践】あなたの店に最適な決済戦略を見つける5つの質問

さあ、いよいよ最後のステップです!ここまでの情報を踏まえて、あなたのお店に最適な決済戦略を見つけるための、5つの質問に答えてみましょう。紙に書き出してみるのがおすすめですよ!

  1. あなたのお客様は、主に誰ですか?
    (例:地元の常連さん、近隣で働くビジネスパーソン、流行に敏感な若者、外国人観光客など)
  2. どんなサービスを提供していますか?
    (例:ラーメン店のようなスピード重視の高回転モデル? 記念日に使われるような、ゆったり過ごす高級店? それともテイクアウト専門?)
  3. お店の平均的な価格帯は?
    (例:1,000円以下の少額決済がほとんど? 5,000円を超える高単価な食事がメイン?)
  4. 今、お店の運営で一番困っていることは何ですか?
    (例:お昼時のレジの行列? スタッフの人手不足? 毎日のレジ締め作業が大変? もっと客単価を上げたい?)
  5. お店の周りのライバル店はどうしていますか?
    (例:ほとんどのお店がキャッシュレス対応済み? 観光客が多いエリアなのに、まだ現金のみの店が多い?)

これらの質問に答えていくと、あなたのお店が「現金のみ戦略」「完全キャッシュレス戦略」「ハイブリッド戦略」のどれに向いているのか、その輪郭がハッキリと見えてくるはずです!


6. 【発展】決済の次は「集客」!ライバルに差をつける次の一手

最適な決済方法を導入し、お客様が気持ちよく支払いできる環境を整えること。これは、繁盛店への非常に重要な一歩です。

しかし、これはあくまで「来店してくれたお客様」に対する取り組み。本当に大切なのは、**「そもそも、どうやってお客様にこのお店の存在を知ってもらうか?」「どうやってお店に足を運んでもらうか?」という、より根本的な「集客」**の課題ではないでしょうか。

特に今は、誰もがスマホでお店を探す時代。Googleマップで「近くの 居酒屋」と検索したり、SNSでおしゃれなカフェを探したりするのが当たり前です。そんな中で、Web上でお店の魅力が伝わらなければ、そもそもお客様に来てもらうことすらできません。

「Web集客やGoogle広告が大事なのは分かるけど、専門知識もないし…」
「自分でやってみたけど、設定が複雑で効果が出なかった…」
「広告代理店に頼むほどの予算はないし、日々の業務で手一杯だよ…」

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7. まとめ:あなたの店だけの「正解」を見つけよう!

今回は、飲食店の決済戦略について、データと事例をもとに深掘りしてきました。

この記事のポイントを、最後にもう一度おさらいしましょう。

  • ✅ 世の中のキャッシュレス化は加速中
    飲食店でもその流れは確実に進んでいます。
  • ✅「現金のみ」は測定可能なリスク
    お客様を逃す「機会損失」に繋がりかねません。
  • ✅ 手数料以上のメリットも
    業務効率化や客単価アップといった恩恵も存在します。
  • ✅ 絶対的な正解はない
    最も大切なのは、あなたのお店とお客様に「整合」していることです。

ラーメン二郎が「現金のみ」で成功しているのは、それが彼らのビジネスモデルと完全に整合しているからです。GATHERING TABLE PANTRYが「完全キャッシュレス」で成功したのは、それが彼らの「従業員の負担を減らしたい」という課題解決と整合していたからです。

ぜひこの記事をきっかけに、あなたのお店だけの「支払い方法の正解」を見つけ出してください。

そして、お客様がスムーズに支払いできる環境を整え、その先にある「集客」へと繋げていくことで、あなたのお店がさらに輝くことを、心から応援しています!

 

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