飲食店とSNSマーケティングの現状
近年、飲食店の集客手段として欠かせなくなったのがSNSマーケティングです。特にInstagramやTikTokといった視覚的なプラットフォームは、料理の魅力を直接伝えられることから飲食業界との相性が抜群です。統計データによれば、国内の飲食店の約8割以上が何らかのSNSを活用しており、その重要性は年々高まっています。
しかし、多くの飲食店オーナーや担当者が「SNSを始めたものの効果的な活用方法がわからない」「投稿しているのに集客につながらない」といった課題を抱えています。アカウントを作って投稿するだけではなく、効果的な戦略と継続的な運用が必要なのです。
本記事では、InstagramとTikTokを中心に、飲食店がSNSを活用して成功した具体的な事例を紹介します。併せて、各プラットフォームの特徴や効果的な活用法、運用のポイントなども詳しく解説。これから始める方も、すでに取り組んでいるけれど成果が出ていない方も、実践的なヒントを得られる内容となっています。
SNSを通じて新規顧客を獲得し、リピーターを増やすための具体的な戦略をご紹介します。
目次
SNSマーケティングの基礎知識
飲食店がSNSを活用するメリット
SNSマーケティングは飲食店にとって多くのメリットをもたらします。まず最大の利点は、無料または低コストで始められる点です。アカウント開設は基本的に無料で、広告出稿も従来のメディアと比較して予算を抑えられます。小規模店舗や新規オープン店でも取り組みやすいマーケティング手法と言えるでしょう。
次に、料理や店内の魅力を視覚的に伝えられる点も大きな強みです。「食」は視覚から訴求できる要素が多く、美しい料理写真や調理風景の動画は、ユーザーの食欲を刺激し「行ってみたい」という来店意欲を高めます。特にInstagramやTikTokといった視覚重視のプラットフォームは、飲食店との相性が抜群です。
さらに、SNSの特徴である拡散性の高さも見逃せません。「いいね」やシェア、リポストなどの機能により、フォロワー以外にも情報が広がっていく可能性があります。特に印象的な料理や店内装飾は、ユーザー自身が投稿してくれることもあり、いわゆる「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」による無料の宣伝効果も期待できます。
加えて、若年層を中心とした新規顧客層の開拓にも効果的です。特にTikTokは10代〜20代前半、Instagramは20代〜30代のユーザーが多く、これらの層にリーチしたい飲食店にとって最適なチャネルとなります。従来の広告では届きにくかった世代へのアプローチが可能になるのです。
飲食店がSNSを活用する際の注意点
一方で、SNS活用には注意すべき点もあります。
まず大きな課題となるのが、継続運用のための労力と人的コストです。「始めるのは簡単だが続けるのは難しい」というのがSNS運用の本質です。特に飲食店は日々の営業で忙しく、定期的な投稿や顧客とのコミュニケーションに時間を割くのが難しいケースも少なくありません。
複数のSNSを同時に運用する場合は、さらに負担が増します。各プラットフォームでユーザー層や適した投稿形式が異なるため、単純に同じ内容を流用するのではなく、それぞれに合わせた発信が求められます。店舗規模や人員体制を考慮し、無理のない範囲でプラットフォームを選定することが重要です。
また、炎上リスクへの対策も欠かせません。不適切な投稿や顧客とのトラブルが発生した場合、SNSでは問題が急速に拡散する可能性があります。基本的なSNSリテラシーや、万が一の際の対応方針を事前に決めておくことが必要です。特に複数の従業員が投稿する場合は、ガイドラインを設けて運用するのが安全でしょう。
効果測定と改善サイクルの構築も重要なポイントです。「なんとなく投稿を続ける」だけでは効果が見えにくく、モチベーション低下につながります。
フォロワー数やエンゲージメント率(いいね・コメント数等)の変化、実際の来店・売上との相関関係を分析し、定期的に運用方針を見直すことで、より効果的なSNSマーケティングを実現できます。
SNS炎上を防ぐためのチェックリスト
SNS運用において最も注意すべきリスクの一つが「炎上」です。以下のチェックリストを参考に、未然に防ぐ対策を講じましょう。
✓ 投稿前に複数人でチェックする体制を作る
✓ 政治的・宗教的な発言や差別的表現を避ける
✓ 他店・競合の批判は絶対に行わない
✓ 著作権・肖像権を侵害していないか確認する
✓ お客様の写真は必ず許可を得てから投稿する
✓ 衛生面で誤解を招く可能性のある画像は避ける
✓ 炎上時の対応マニュアルを事前に準備しておく
万が一炎上してしまった場合は、感情的な反応を避け、事実関係を確認した上で、誠実かつ迅速な対応を心がけることが重要です。
主要SNSプラットフォームの特徴と使い分け
【飲食店に活用できる主要SNS比較】
飲食店のSNSマーケティングを成功させるには、各プラットフォームの特性を理解し、効果的に使い分けることが重要です。ここでは、飲食店との相性が特に良いInstagramとTikTok、そして他の主要SNSの特徴と活用法を解説します。
Instagramの特徴と飲食店での活用法
Instagramは20代〜30代を中心に幅広い年齢層に支持されており、特に女性ユーザーが多いプラットフォームです。写真・画像を中心としたビジュアルコミュニケーションが特徴で、美しい料理写真や店内の雰囲気を伝えるのに最適です。
「インスタ映え」を意識した写真投稿が重要なポイントとなります。料理の盛り付けや器、光の当たり方、構図など、視覚的な美しさを追求することで、ユーザーの関心を引き、保存やシェアされる可能性が高まります。食材の鮮やかな色彩や、溶けたチーズ、湯気が立つ瞬間など、食欲をそそる要素を意識的に取り入れるとよいでしょう。
また、Instagramには複数の機能があり、それぞれを活用することで効果を高められます。
通常の投稿(フィード)では永続的に残る質の高い写真、ストーリーズでは日常的な出来事や限定情報、リールでは短尺の動画コンテンツを発信するなど、使い分けが効果的です。特にストーリーズは24時間で消えるため、「本日のおすすめメニュー」や「残り席数」といった即時性の高い情報発信に適しています。
TikTokの特徴と飲食店での活用法
TikTokは比較的新しいプラットフォームながら急速に成長し、特に10代〜20代前半の若年層に絶大な人気を誇ります。15秒〜3分程度の短尺動画に特化しており、音楽やエフェクトを活用した独特の表現が可能です。
飲食店のTikTok活用では、料理の提供シーンやダイナミックな調理過程など、動きのある映像が効果的です。例えば、溶かしたチーズがドバッと流れ落ちる瞬間や、肉汁がジュッと弾ける様子など、視覚的なインパクトと「ASMR」的な要素を組み合わせた動画は高い視聴率を得やすいでしょう。
TikTokの大きな特徴は、フォロワー数に関わらず動画が広く拡散される可能性がある点です。洗練されたアルゴリズムにより、ユーザーの好みに合った動画が「おすすめ」ページに表示されるため、フォロワーゼロの状態からでも一気に拡散する「バイラル」現象が起こりえます。最新のトレンドやハッシュタグチャレンジに参加することも、露出を増やす効果的な戦略となります。
その他SNSの活用(Twitter/X・Facebook・LINE)
Instagram、TikTok以外にも、飲食店マーケティングに活用できるSNSは複数あります。
Twitter/X
即時性に優れ、シンプルな文章とともに画像や動画を投稿できるプラットフォームです。飲食店では、本日の営業情報や入荷情報、急なキャンペーン告知など、タイムリーな情報発信に適しています。リツイート機能により情報が拡散されやすく、地域のトレンドやニュースと絡めた投稿も効果的です。比較的真面目なトーンでの情報発信と、カジュアルな雰囲気の投稿を使い分けることで、多面的な店舗イメージを構築できます。
30代以上の年齢層に支持されており、特に家族層をターゲットとした飲食店に適しています。詳細な店舗情報(営業時間、地図、予約システム連携など)を掲載できる点が強みで、公式サイト的な役割も果たします。また、地域密着型のコミュニティやグループへの情報発信も効果的で、地元客の集客に役立ちます。
LINE
日本国内で幅広い年齢層に普及しているメッセージアプリです。LINE公式アカウントを活用することで、登録者に直接メッセージを送ることができます。クーポン配信や予約促進、リピーター獲得などに効果的です。プッシュ通知でユーザーに直接リーチできる点が大きな強みですが、過度な配信はユーザーのストレスになるため、頻度と内容のバランスに注意が必要です。
これらのSNSは、それぞれ特性が異なるため、ターゲットとする客層や発信したい情報の性質に合わせて選択・組み合わせることが重要です。全てのプラットフォームを同時に運用するのではなく、自店の人的リソースを考慮した無理のない運用計画を立てましょう。
効果的なSNSマーケティング戦略
飲食店SNSマーケティング成功の5つのポイント
飲食店がSNSで成功するには、戦略的なアプローチが欠かせません。ここでは、実践的で効果の高い5つの戦略ポイントを詳しく解説します。
①投稿内容・頻度の最適化
SNSマーケティングでは、何をどのタイミングで投稿するかが重要です。特に効果的なのが、食欲が高まる夕方から夜にかけての「飯テロ」を狙った投稿です。
18時〜21時頃は多くのユーザーがSNSをチェックする時間帯であり、美味しそうな料理写真や動画を見た人が「今すぐ食べたい」という衝動を感じやすくなります。週末の夕方に次週の予約を促す投稿を行うなど、ユーザーの行動パターンを意識した投稿計画が効果的です。
投稿頻度については、プラットフォームによって異なりますが、Instagramでは週2〜3回、TikTokでは週1〜2回程度の投稿を継続的に行うことで、フォロワーの関心を維持できます。特に重要なのは「継続性」です。短期間で大量に投稿するよりも、長期間にわたって一定のペースで投稿を続ける方が、アルゴリズム的にも有利で、フォロワーの信頼獲得にもつながります。
コンテンツのバランスも意識しましょう。料理写真だけでなく、調理風景、スタッフの紹介、食材の仕入れ話、お客様の笑顔(許可を得た上で)など、多角的な投稿を組み合わせることで、飽きられにくい魅力的なアカウントになります。特に「人」の要素を取り入れると、親近感が生まれ、エンゲージメント率が高まる傾向があります。
②ユーザーエンゲージメントの向上策
SNSでは、一方的な情報発信だけでなく、ユーザーとの双方向のコミュニケーションが重要です。コメントやダイレクトメッセージには可能な限り迅速に返信し、質問には丁寧に答えることで、親近感と信頼関係を構築できます。「いいね」やリポストなど、ユーザーからのリアクションに対しても積極的に応えましょう。
ユーザー投稿のリポスト活用も効果的な戦略です。お客様が自店で撮影した写真や動画をリポスト(許可を得た上で)することで、「お客様目線」の自然な宣伝効果が得られます。また、投稿してくれたユーザーへの感謝の気持ちも伝わり、店舗への愛着を高める効果もあります。お客様が投稿しやすい「フォトスポット」を店内に設置するなどの工夫も有効です。
ハッシュタグ戦略もリーチ拡大に欠かせません。一般的なハッシュタグ(#グルメ #飲食店 など)に加え、地域名を入れたタグ(#東京グルメ #渋谷ランチ など)や、料理ジャンル、食材に関するタグを組み合わせることで、興味関心の高いユーザーに届きやすくなります。また、自店オリジナルのハッシュタグを作成し、常に使用することで、ブランドの認知度向上にもつながります。
③インフルエンサーマーケティングの活用
適切なインフルエンサーとのコラボレーションは、短期間で認知度を高める効果的な方法です。インフルエンサー選定の際は、単にフォロワー数だけでなく、エンゲージメント率(いいね・コメント数÷フォロワー数)や、フォロワーの属性(年齢層・居住地域など)を確認することが重要です。特に地域密着型の飲食店なら、地元で影響力のあるローカルインフルエンサーとの協業が効果的でしょう。
効果的なコラボレーション事例としては、インフルエンサーを招待して実際に料理を試食してもらい、感想を投稿してもらうモデルが一般的です。その際、「自然な体験」を重視し、あまりに宣伝色の強い内容にならないよう注意が必要です。また、シェフとインフルエンサーによる料理教室や、限定メニューの共同開発など、ストーリー性のあるコラボイベントも高い関心を集めます。
費用対効果の測定も重要です。インフルエンサーコラボ前後でのフォロワー増加数、投稿の到達数・エンゲージメント数、実際の来店数(可能であれば専用クーポンコードなどで計測)などを分析し、投資対効果を確認しましょう。結果を踏まえて次回のコラボ方針を調整することで、より効果的なインフルエンサーマーケティングが実現できます。
フード系インフルエンサーとのコラボ依頼テンプレート
インフルエンサーへの協力依頼は、丁寧かつ具体的に行うことが大切です。以下のポイントを押さえた依頼文を作成しましょう。
【件名】〇〇様へのコラボレーションのご提案
〇〇様
初めまして、[店舗名]の[担当者名]と申します。
日頃から〇〇様の[SNS名]での素敵な投稿を拝見しております。
特に[具体的な投稿や特徴]に感銘を受け、ぜひ当店とのコラボレーションをご検討いただきたくご連絡いたしました。
当店は[店舗の特徴や強み]を大切にしている[料理ジャンル]店です。
このたび、[新メニュー発表・周年記念など]に際し、〇〇様に当店にお越しいただき、ご感想やお写真をSNSでご紹介いただけないかと考えております。
【ご提案内容】
・ご来店日時:ご都合の良い日時(土日も可能)
・ご提供内容:コース料理(2名様分)のご招待 ※ドリンク付き
・投稿条件:Instagram投稿1回とストーリーズ2回程度
・報酬:上記招待に加え、投稿料として〇〇円をご用意
ご興味をお持ちいただけましたら、詳細についてご相談させていただければ幸いです。
ご多忙中恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
[店舗名]
[担当者名]
[連絡先]
依頼する際は、相手のフォロワー数やエンゲージメント率を事前に確認し、店舗の規模や予算に見合ったインフルエンサーを選定することが重要です。
④店舗ブランディングとの一貫性
SNS運用を成功させるには、投稿のデザイン・トーン・世界観を統一し、一貫したブランドイメージを構築することが重要です。写真の色調や加工スタイル、テキストのフォントや話し言葉のトーンなど、細部にわたる一貫性がユーザーの記憶に残りやすく、ブランド認知につながります。
例えば、高級店なら落ち着いたトーンと洗練された画像処理、カジュアル店なら明るく親しみやすい雰囲気を一貫して表現するといった工夫が有効です。
店舗コンセプトをSNSで適切に表現するには、「なぜこの店を始めたのか」「どんな想いでお客様をもてなしているか」といったストーリー要素を定期的に盛り込むことも効果的です。料理だけでなく、店主やスタッフの人となり、食材へのこだわり、店舗デザインの意図など、多角的に魅力を伝えることで、単なる「美味しそうな店」から「行ってみたい店」へと印象を深化させられます。
オフラインとオンラインの連動も重要なポイントです。
店舗内でSNSアカウントを告知したり、実店舗でしか体験できない特典(SNSフォロワー限定メニューなど)を用意することで、SNSから実店舗への送客を促進できます。
逆に、店舗内でSNS投稿を促す仕掛け(フォトスポットの設置、ハッシュタグの案内など)を用意することで、来店客からの自然な情報発信を促し、好循環を生み出せます。
⑤効果測定と改善サイクル
SNSマーケティングを継続的に成功させるには、効果測定と改善サイクルの構築が欠かせません。基本的なSNS分析指標としては、フォロワー数の推移、投稿別のいいね数・コメント数・保存数・シェア数、ストーリーの閲覧完了率などがあります。これらの数値は各プラットフォームの分析ツールで確認可能です。
特に重要なのはエンゲージメント率(=総リアクション数÷リーチ数)で、この数値が高いほど投稿の質が高いと言えます。
SNSの効果と実際の集客の相関関係を測定するには、いくつかの工夫が必要です。
例えば、SNS限定クーポンの利用率をカウントする、「どこで当店を知りましたか?」とレジや予約時に尋ねる、特定の投稿で紹介したメニューの注文数の変化を観察するなどの方法があります。
こうした情報を蓄積することで、どのような投稿が実際の集客に結びついているかが徐々に明確になります。
PDCAサイクルを回す運用体制の構築も重要です。具体的には、月に1回程度、SNSの分析データを確認し、効果の高かった投稿と低かった投稿の特徴を比較分析します。
「曜日・時間帯」「写真の構図や色調」「テキストの長さや内容」など、様々な要素を検証し、次月の投稿計画に反映させましょう。
このサイクルを継続することで、自店に最適なSNS運用ノウハウが蓄積されていきます。
Instagram活用成功事例
Instagramを活用した飲食店集客成功事例3選
Instagramは視覚的なアプローチで顧客を引きつける強力なプラットフォームです。ここでは、Instagramを効果的に活用し、集客に成功した飲食店の事例を3つ紹介します。
①焼肉きんぐ – 統一感のあるビジュアル戦略
焼肉チェーン「焼肉きんぐ」は、Instagramアカウントの運用で業界内でも注目される成功を収めています。同社の特徴的な取り組みは、投稿のビジュアル統一性にあります。グリッド表示したときの全体的な調和を意識し、類似した色調や構図を採用することで、一目で「焼肉きんぐ」と分かるアカウントイメージを確立しています。
特に効果的だったのが、プロのカメラマンによる高品質な料理写真と、スタッフによる日常的な店舗風景の適切なバランスです。高級感のある料理写真で商品の魅力を伝えつつ、スタッフの笑顔や調理風景といった「人」の要素を取り入れることで、親しみやすさも演出しています。
また、リール機能を活用した10〜15秒の短尺動画(肉を焼くシズル感や、チーズが溶ける瞬間など)も、エンゲージメント向上に貢献しています。
この戦略の結果、焼肉きんぐのInstagramフォロワー数は1年間で約4万人増加し、外食産業のSNSフォロワー増加率ランキングで2位を記録。特に注目すべきは、投稿へのエンゲージメント率の高さで、業界平均の約1.5倍を達成しています。
さらに、公式アカウントへの「@(メンション)」付き投稿数も増加しており、ユーザー自身による自発的な情報拡散も実現しています。
②個人経営イタリアンレストラン – ストーリーズ活用事例
東京都内の個人経営イタリアンレストランは、Instagramのストーリーズ機能を駆使した集客戦略で大きな成功を収めました。
このレストランは、24時間で消える「ストーリーズ」の特性を活かし、1日平均5回以上の頻度で投稿する施策を実施。朝の仕込み風景、入荷した新鮮食材の紹介、ランチタイムの様子、シェフの調理過程、夜のコース料理の盛り付けなど、一日の流れに沿った多様なコンテンツを発信し続けました。
特に効果的だったのは、シェフ自身が登場し、料理へのこだわりや食材の選び方、調理のポイントなどを直接語るストーリーズです。
プロの技を間近で見られる臨場感と、シェフのパーソナリティが伝わる親近感が、視聴者の興味を引きつけました。
また、「本日の空席状況」「ディナー限定メニュー」などの情報をストーリーズで日々更新することで、即時性のある情報発信チャネルとしても機能させています。
この戦略により、当初月商100万円だったレストランは、わずか3ヶ月でフォロワー数が3倍に増加し、半年後には月商400万円を達成。
特筆すべきは「ストーリーズを見て来店した」というお客様が1日5組以上訪れる日もあったという成果です。ストーリーズの視聴完了率も平均60%以上と高水準で、ユーザーの関心の高さを示しています。
地域密着型の小規模店舗でも、継続的かつ戦略的なストーリーズ活用により、大きな集客効果を生み出せることを証明した好例です。
③Shake Shack – ビジュアルインパクト戦略
ハンバーガーチェーン「Shake Shack」は、視覚的なインパクトを重視したInstagram戦略で世界的に成功しています。
同社のInstagramアカウントでは、「二度見してしまう」ほどの強烈なビジュアルイメージを追求し、競合他社との差別化を図っています。具体的には、バーガーから溢れ出すチーズの流れる瞬間や、完璧な断面が見えるカット写真など、食欲を最大限刺激するアングルと瞬間を捉えた写真に注力しています。
ハッシュタグとストーリーズを組み合わせたブランド世界観の発信も特徴的です。
#ShackFan というオリジナルハッシュタグをキャンペーンとして展開し、ユーザーからの投稿を促進。優れた投稿を公式アカウントでリポストすることで、ユーザー参加型のコミュニティ感覚を醸成しました。
また、各国の店舗ごとにローカライズされたコンテンツを展開することで、グローバルブランドでありながら地域に根差した親しみやすさも表現しています。
この戦略により、Shake ShackのInstagramフォロワー数は世界で150万人を超え、投稿あたりの平均エンゲージメント数も業界平均を大きく上回っています。
特に新規出店時には、先行してInstagramで情報を発信することで、オープン初日から行列ができるほどの集客に成功。
ハンバーガーという一般的な商品でも、独自のビジュアル戦略とユーザー参加型のコンテンツにより、強力なSNSプレゼンスを確立できることを示しています。
TikTok活用成功事例
TikTokを活用した飲食店集客成功事例3選
TikTokは短尺動画を中心としたプラットフォームで、特に若年層へのアプローチに効果的です。ここでは、TikTokを活用して集客に成功した飲食店の事例を3つ紹介します。
①焼肉きんぐ – 従業員アレンジレシピ動画
焼肉きんぐはInstagramだけでなくTikTokでも顕著な成功を収めています。
同社のTikTok戦略の特徴は、「従業員が考案したアレンジレシピ」を動画で紹介するコンテンツです。店舗スタッフが実際に考案した「裏メニュー」や「食べ方のコツ」を15〜30秒の短い動画で紹介するシリーズを展開しました。
このアプローチの強みは、「内部者ならではの情報」という希少性と、実際に店舗で働く従業員が出演することによる親近感の両立です。例えば、「キムチとチーズを組み合わせた焼き方」や「ライスにカルビを乗せて特製のタレをかける裏技」など、メニューにはない食べ方を紹介する動画が、特に高い視聴回数を記録しました。
動画のスタイルも工夫されており、難しい編集や凝った撮影よりも、スマホで気軽に撮影したような自然な雰囲気を重視。TikTokのトレンド音楽を使用しつつ、テロップで分かりやすく情報を補足するシンプルな構成で、幅広いユーザーに受け入れられました。
この戦略により、焼肉きんぐのTikTokアカウントは開設から半年で10万フォロワーを突破。
特に人気の高かった「裏メニュー紹介」動画は再生回数100万回を超え、コメント欄には「これを試しに行きたい!」といった反応が多数寄せられました。
注目すべきは、動画で紹介されたアレンジメニューを実際に注文するお客様が増加し、「TikTokを見て来ました」と言及する若年層の来店が前年比で約30%増加したという具体的な集客効果です。
②松屋 – SNS別差別化戦略
牛丼チェーンの松屋は、ブランドイメージを覆すような型破りなTikTok運用で注目を集めています。
同社は従来のTwitterでは商品情報や店舗案内など実用的な情報発信を中心としていましたが、TikTokでは全く異なるアプローチを採用。ユーモアやエンターテイメント性を全面に押し出した「別人格」的な運用を展開しています。
具体的には、松屋のロゴが入ったグッズ(オリジナルTシャツやトートバッグなど)を使ったコミカルな寸劇や、TikTokの流行曲に乗せたダンス、店舗スタッフと本社マーケティング部門のコラボ動画など、「牛丼屋」というイメージからは想像できないコンテンツを次々と発信。
特に「牛丼を逆さまにしても具が落ちない実験」や「店舗BGMで踊ってみた」といった意外性のある動画が高い視聴回数を獲得しています。
注目すべきは、SNSごとに明確な役割分担を設けている点です。
Twitterでは店舗情報や新メニュー情報など「実用的な公式情報」を、TikTokでは「エンターテイメント性の高いブランディング」を、とプラットフォームごとにターゲット層や発信内容を戦略的に差別化しています。
この戦略により、松屋のTikTokアカウントは従来の顧客層とは異なる10代〜20代の若年層、特に女性の関心を集めることに成功。
フォロワー数は約20万人を超え、アカウント開設から1年で「飲食チェーン店TikTokフォロワー数ランキング」でトップ5入りを果たしました。
特筆すべきは、店舗への実際の送客効果で、「TikTokを見て初めて来店した」というユーザーが増加し、これまでターゲット層ではなかった女性客の来店率が約15%上昇したという成果を上げています。
③地方の個人店 – 地域密着型TikTok戦略
地方都市の小規模ラーメン店(従業員3名)が、地域密着型のTikTok戦略で成功した事例も注目に値します。この店舗は、全国展開の大手チェーンとは異なるアプローチで、地域特有のトレンドや話題を活用した動画制作に特化しました。
具体的な施策としては、地元の祭りやイベントに合わせた限定メニューの紹介、地域の名産品を使った特別レシピの調理過程、地元の高校野球大会の応援メッセージ付き投稿など、地域コミュニティに根差したコンテンツを重視。特に効果的だったのが、地元の有名スポットを背景にしたラーメンの紹介動画で、観光客向けの情報と地元民向けの情報を融合させた内容が多くの視聴を集めました。
低予算での運用にも工夫が見られ、専門的な撮影機材やスタッフを雇うのではなく、店主自身がスマートフォンで撮影・編集する「手作り感」のある動画スタイルを確立。
この素朴な雰囲気が逆に親近感を生み、地域住民からの共感を得ることに成功しています。
また、地域の小学校のPTA会長や地元商店街の理事など、地域のインフルエンサー的存在との協力関係を構築し、コラボ動画も多数制作しました。
この地域密着型TikTok戦略により、開業から1年弱というこの新規店舗は、フォロワー数約2万人を獲得(地方都市の個人店としては極めて高い数字)。特に月1回開催している「限定メニューの日」は、TikTokでの告知後、毎回完売する盛況となりました。
来店客アンケートによれば、新規顧客の約40%が「TikTokを見て知った」と回答しており、特に同エリアでは認知度の低かった20代後半〜30代前半の層の開拓に成功。地方の個人店でも、地域性を活かしたTikTok戦略により、効果的な集客が可能であることを示した好例です。
実践的なSNS運用ステップガイド
飲食店SNSマーケティングの始め方・進め方
SNSマーケティングの成功事例を見てきましたが、では実際にどのように始め、継続していけばよいのでしょうか。ここでは、SNS運用の具体的なステップを解説します。
初期設定と基本情報の充実
まず、アカウント開設時の基本設定を丁寧に行いましょう。
プロフィール欄には、店舗名、所在地、営業時間、予約方法、公式サイトURLなど、必要な情報を漏れなく記載します。
特に「ビジネスアカウント」への切り替え(InstagramやTikTokで可能)を忘れずに行い、問い合わせボタンや地図連携など、ビジネス向け機能を活用しましょう。
プロフィール写真は店舗ロゴや外観など、一目で識別できるものが適しています。
また、ハイライト機能(Instagramの場合)を活用し、「メニュー」「アクセス」「予約方法」などのカテゴリに分けて、重要情報をいつでも見られるようにしておくと便利です。
初期の数投稿は特に重要です。新規フォロワーが訪れたときに、どんな店舗なのかが一目で分かるよう、店内の雰囲気、代表的なメニュー、スタッフの紹介など、基本的な情報を網羅する投稿を10件程度用意しておくと良いでしょう。
投稿カレンダーの作成方法
継続的な運用のカギは、計画性です。月間または週間の「投稿カレンダー」を作成し、いつ、どのような内容を投稿するか事前に決めておくことをおすすめします。具体的には、以下のような項目を盛り込んだエクセルやカレンダーアプリで管理すると良いでしょう。
- ・投稿日時:曜日・時間帯を意識して設定
- ・投稿内容:商品紹介、スタッフ紹介、イベント告知など
- ・使用する写真・動画の概要
- ・投稿文案(ハッシュタグ含む)
- ・投稿プラットフォーム(複数運用している場合)
特に季節イベント(バレンタイン、クリスマス等)やセール情報は前もって計画し、準備を進めておくことが重要です。また、突発的なニュース(例:テレビで紹介された等)にも対応できるよう、カレンダーにはある程度の余裕を持たせておきましょう。
リソース配分と人員体制の考え方
SNS運用は継続が命です。そのために、現実的なリソース配分を考えましょう。小規模店舗の場合、全てのSNSを毎日更新するのは難しいため、「Instagramは週3回、TikTokは週1回」など、プラットフォームごとに更新頻度を設定するのが現実的です。
人員体制については、以下のような役割分担が効果的です。
- ・コンテンツ企画者:投稿内容や全体方針を決定
- ・写真・動画撮影担当:料理や店内の撮影を担当
- ・編集・投稿担当:加工・編集・投稿文作成を担当
- ・コミュニケーション担当:コメント返信や問い合わせ対応
小規模店舗では1人が複数の役割を兼ねることになりますが、明確な役割意識を持つことで漏れを防げます。また、スタッフ全員にSNSの重要性を理解してもらい、日常的に「SNS映えする瞬間」を見つけたら共有する文化を作ると良いでしょう。
写真・動画の簡単な撮影・編集テクニック
高品質なビジュアルを作成するための簡易テクニックを紹介します。
- ・光の確保:自然光を最大限活用し、逆光を避ける
- ・構図の工夫:料理を真上から撮る「俯瞰」と、横から撮る「アイレベル」を使い分ける
- ・背景整理:余計なものが写り込まないよう背景に注意
- ・色味の統一:同じフィルターやプリセットを使用し、アカウント全体の統一感を出す
- ・動きの演出:料理を切る瞬間、ソースをかける瞬間など、動きのあるシーンを捉える
編集アプリは、無料の基本機能で十分効果が出せるものが多くあります。写真編集には「Snapseed」「VSCO」、動画編集には「CapCut」「InShot」などが使いやすく、飲食店向けの調整済みプリセットも多数用意されています。
【無料で使える写真・動画編集アプリおすすめ5選】
飲食店のSNS運用に役立つ、無料で使える編集アプリを紹介します。
- Snapseed:Googleが提供する高機能な写真編集アプリ。料理写真に適した調整機能が豊富。
- VSCO:写真のトーンや色調を調整できるフィルターが充実。統一感のある投稿に。
- CapCut:TikTok運営元が提供する動画編集アプリ。初心者でも簡単に本格的な動画編集が可能。
- Canva:テンプレートが豊富で、メニュー表やイベント告知などのグラフィック作成に便利。
- InShot:シンプルな操作性で直感的に動画編集ができる。テキスト挿入や音楽追加も簡単。
どのアプリも基本機能は無料で使えるので、実際に試してみて自店の雰囲気に合ったものを選びましょう。
アカウント成長期の対応とフォロワー獲得策
初期のフォロワー獲得は、以下の施策が効果的です。
- ・既存顧客への告知:店内ポスター、レシート、名刺などでSNSアカウントを告知
- ・相互フォロー:地域の他店舗や関連ビジネスとの相互フォロー
- ・地域ハッシュタグの活用:地域名を含むハッシュタグで地元ユーザーにアプローチ
- ・簡易キャンペーン:「フォロー&いいねで1ドリンクサービス」など小規模特典の提供
- ・実店舗連動:「SNSで写真を投稿した方に特典」といった来店客への呼びかけ
成長期には、どの投稿が反応が良かったかを分析し、人気コンテンツを定期的に作成するサイクルを確立します。
特に重要なのは、コメントやDMには必ず返信し、ユーザーとの対話を大切にすること。SNSは単なる宣伝ツールではなく、コミュニケーションツールである点を忘れないようにしましょう。
初期運用は結果が出るまで時間がかかることもありますが、最低半年〜1年は戦略的に継続することをおすすめします。焦らず着実に運用を続けることで、徐々にフォロワー数が増加し、集客効果が実感できるようになるでしょう。
SNSマーケティングの未来トレンド
飲食店SNSマーケティングの今後の展望
飲食店のSNSマーケティングは日々進化しており、今後も新たなトレンドが生まれ続けるでしょう。ここでは、近い将来注目されるであろうトレンドと対応策を解説します。
AI活用によるSNS運用の効率化
SNS運用の負担を軽減する AI ツールの活用が進んでいます。スケジュール投稿、ハッシュタグ推奨、画像生成・編集など、さまざまな作業を AI がサポートするサービスが増えています。特に小規模飲食店にとっては、限られた人員でも質の高い SNS 運用が可能になる可能性があります。
また、AI を活用したカスタマーサポートも注目されています。
よくある質問(営業時間、予約方法など)に自動返信する機能や、コメントへの初期対応を AI が行うシステムにより、24 時間対応が可能に。
ただし、機械的な対応にならないよう、最終的な返信や重要なやりとりは人間が行うハイブリッド型の運用が理想的でしょう。
ショート動画の継続的な重要性
TikTok の成功に見られるように、短尺動画コンテンツの重要性は今後も高まり続けるでしょう。
Instagram のリール、YouTube ショーツなど、各プラットフォームがショート動画機能を強化している流れからも、この傾向は明らかです。
飲食店にとっては、美味しそうな「音」を伴う映像(肉が焼ける音、カリカリした食感の音など)や、料理の提供過程(盛り付け、ソースをかける瞬間など)を捉えた短尺動画が、静止画以上の訴求力を持つようになります。
また、15秒程度で調理のポイントやメニューの魅力を伝える「超短縮レシピ動画」なども効果的なコンテンツとなるでしょう。
AR/VR体験との連携可能性
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術とSNSの連携も進んでいきます。
例えば、InstagramのARフィルター機能を活用し、店舗オリジナルのフィルターを作成すれば、来店客が楽しみながら情報を拡散してくれる仕組みが構築できます。
また、メニューをスマホでスキャンすると料理の3D画像が表示されたり、VRで店内を事前に体験できるコンテンツなど、デジタルと実店舗を融合させた体験の提供も可能になってきています。
特にインバウンド需要の多い店舗では、言語の壁を超えるツールとしても注目されています。
データ活用による個別最適化マーケティング
SNSから得られるデータをより精緻に分析し、個々のユーザーの嗜好に合わせたコンテンツを提供する「パーソナライズ」の流れも加速するでしょう。
例えば、過去の反応データから「肉料理の投稿に反応するフォロワー」「スイーツ系に興味を示すユーザー」など、セグメントごとに異なるコンテンツを提供する戦略が効果的になります。
また、位置情報と連動した「近隣にいるユーザーへのタイムリーな情報提供」など、リアルタイム性と地域性を掛け合わせたマーケティングも発展していくでしょう。
データプライバシーへの配慮は欠かせませんが、適切に活用することで、より効果的な集客につながります。
これらのトレンドを意識しつつも、SNSマーケティングの本質は「人と人とのつながり」にあることを忘れないようにしましょう。テクノロジーはあくまでもコミュニケーションを円滑にするためのツールであり、最終的には「お店の人柄」「料理へのこだわり」といった本質的な魅力を伝えることが、長期的な成功につながります。
まとめ
SNSを活用した飲食店集客のポイント
本記事では、InstagramとTikTokを中心に、飲食店がSNSを活用して集客につなげるための戦略と成功事例を紹介してきました。ここでは、これまで解説した内容の要点をまとめ、次のステップに向けた行動指針を示します。
SNSマーケティングの成功には、各プラットフォームの特性を理解し、戦略的に活用することが重要です。
Instagramでは美しいビジュアルとストーリーズの活用、TikTokでは短尺動画の魅力を最大限に引き出す工夫が効果的です。
また、「統一感のあるブランディング」「ユーザーとの積極的なコミュニケーション」「インフルエンサーとの適切なコラボレーション」「投稿内容・頻度の最適化」「効果測定と改善サイクル」という5つの戦略ポイントを押さえることで、より効果的な運用が可能になります。
焼肉きんぐ、松屋、地方の個人店など、規模や業態の異なる様々な成功事例からは、それぞれの店舗の強みや特性を活かしたSNS運用が大切だという共通点が見えてきました。
大手チェーン店のような大規模な運用が難しくても、地域密着型の戦略や従業員の個性を活かした投稿など、自店に合った方法で成功を収めることは十分可能です。
SNSマーケティングは即効性のある施策ではありません。
半年〜1年は継続して取り組むことで徐々に効果が表れてくるものです。無理のない投稿頻度と運用体制を整え、着実に積み重ねていくことが大切です。
また、効果測定と改善のサイクルを回すことで、自店に最適なSNS運用ノウハウが蓄積されていきます。
最後に、SNSはあくまでもツールであり、最終的に大切なのは「美味しい料理」「心地よいサービス」「独自の店舗体験」といった本質的な価値です。
SNSはその魅力を伝えるための手段として活用し、オンラインとオフラインの体験を連動させることで、真の意味での集客効果を生み出せるでしょう。
この記事を参考に、ぜひ自店のSNSマーケティングを見直し、新たな挑戦を始めてみてください。最初は小さな一歩からでも、継続することで大きな成果につながります。
お客様との新たな出会いと関係構築の場として、SNSの可能性を最大限に活かしていきましょう。
InstagramやTikTokを使った集客成功事例をご覧いただき、いかがでしたか?
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